Zmatarのディスプレイ室

Zmatarさんが思いついた「何か」をまとめる場所。趣味用。真面目な文章は「志子思索文選」をよかったらどうぞ。不定期につき、読者になる意味は皆無だ!!

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER感想

Happy new year!!everybody.I'm Zmatar.

 今回の記事は2018最後の記事となるつもりが大晦日昼寝でなかなか起きれなかったのと、ガキ使に見入ったせいで、新年初記事となったものでございます。全然更新しなくて申し訳ありません。単純に書く気力がなくてですねほんと申し訳ないwww はい。

 さて、2019年記念すべき最初の記事は、昨年12月22日に公開されたあの大ヒット作、「仮面ライダー 平成ジェネレーションズFOREVER 」の感想を公開初日朝イチTOHOシネマズ仙台で見てから満を持して書こうと思う次第でございます。もう観た方も、これから観るという方も楽しめる記事にしようと思うのでよろしくお願いします。

 

 

目次

 

紛うことなき神作

 平成ライダーの集大成

 

 今回の平成ジェネレーションズ、予告にもある通り平成ライダー20作品分大集合どころか「」集合していまして、それこそがこの作品の大きなポイントの1つとなっています。そのきっかけが本当に凄いのですが、それについてはネタバレになるので後述します。そしてどのライダーも超絶素晴らしい活躍を見せていたのですが、結論を言うと平成ライダーを1年以上見ていればどんな人でも満足する作品とみはなっています。それこそ、平成ジェネレーションズ無印と平成ジェネレーションズFINALはそれの出演ライダーの作品を見ている人向けの作品だったのに対し、今作はまさしく、平成ライダーの作品なのです。

 それから、オリキャスですよ、オリキャス。あのレジェンドライダーや、このレジェンドライダーがオリキャス出演を果たしたって話ですよ。以前の記事で「過去のキャラを出すならオリキャスで、それが無理ならいっそ出すな。」と行ったのですが、今回は逆に出しすぎている!あんまり多いから上映中ずっと驚きっぱなし出ましたよ。私のすぐ隣の姉ちゃんなんかアノ人の登場シーン中ずっと目を丸めていましたから。もうやればやばかったです。公式からの情報もあってもう誰のことが分かるのでしょうが、まだ伏せようと思います。ほんとに今作は神。キャスト面でも、ライダーの活躍面でも度肝を抜かされました。

 

完成されたストーリー展開

  オリキャスの話はさておき、この映画のストーリーの話。この作品のポイントは、「仮面ライダーはテレビの中の絵空事」であるということ。仮面ライダーは虚構の存在であると知りながら、何故みんなテレビ活躍するその姿に憧れ、夢や希望を与えられたのか。その事が、この作品最大の鍵なのです。その問題への答え、それは一体なんのか。そしてそれは人々に何を伝えたいのか。そこに気づいたら、もうこの映画のことを一生忘れられなくなります。

 今回のあらすじざっくり解説すると、記憶を失い普段と様子の違う常磐ソウゴの元にアナザー電王が襲いかかる。アナザー電王に対し、明光院ゲイツ仮面ライダーゲイツに変身し、対抗。その後ソウゴも記憶と調子を取り戻し、仮面ライダージオウに変身する。2対1の戦いのあとアナザー電王は逃亡。すると戦いの様子を多くの野次馬が囲っていた事に気づく、熱狂する人々に唖然する中今度はツクヨミの様子が変化。未来人であることを忘れ、普通の女子高生としての生活を送り始める。その一方で仮面ライダービルドこと桐生戦兎と、言わずと知れたプロテインの貴公子万丈龍我の元に謎の少年シンゴが現れる。不審に思った戦兎がシンゴに話しかけると、「俺に関わるな」と離れようとする。「アイツが来る」とシンゴが話すたその直後、3人の前に竜巻に乗ってアナザーダブルが出現。2人はあとから来たヒゲ(氷室幻徳)とじゃがいも(猿渡一海)の協力を受けながら、アナザーダブルを退ける。突如現れたアナザーライダーとの戦いのあと、ソウゴはツクヨミのあとを追いつつそこで出会ったアタルと言う高校生を捜査、戦兎はシンゴのあとを追った。その後2人は知ることになる。何故人々の様子がおかしいのか。そして、この事件の黒幕とその恐ろしい計画を… と言う感じのストーリーになっています。何故周りの人々の様子が変わっているのかは、アタルがその鍵を握っていて、何故そのような状況をアタルは作ったのか。その事は物語核心直接繋がるところとなっており、更に今作の黒幕であるスーパータイムジャッカーのディードの計画にも関わることであるので、まだ見てないのであれば、もうこの続きを読むのを辞めて、ぜひ劇場でその真相に触れて欲しいです。

 そして、最後に何を感じたのか、もし感想等あれば、是非コメント欄に書いてください。とりあえず、ネタバレなしの感想はここまで。ゑ?短いって?なぜなら、この作品は1シーン、1シーンとてつもない意味を持っていますから。何を話してもネタバレになってしまうので、見てない人は是非。最後きっと感動に包まれるでしょう。

では、バイチャ☆彡.。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ!!観てから読んで!!

 

 

 

 

 

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平成ジェネレーションズ詳細感想(ネタバレ)

あらすじの続きと感想

記憶喪失の真実

  シンゴを追う戦兎の前にスーパータイムジャッカーのティードが現れた。ディードのことを怪しんだ戦兎はすかさず、ビルドに変身しようとする。しかしティードによってそれを阻止され、逆に洗脳されてしまう。シンゴはその後ソウゴやアタルの所へ合流、しばらくして再びアナザーダブルが出現。(その前のシーンでソウゴとアタルの初接触シーンにて足元から砂がでる演出や、一海を見て、アタルが「キバの音也だったらレアだけど」と突っ込むシーン、そして風都ラーメンを食べるシーンなど、後の伏線シーンや小ネタシーンがあった。)(ここで風麺マスターからライドウォッチを受け取る)ソウゴや一海が戦うも途中のアナザー電王の参戦も有り苦戦、アタルが襲撃されようとなる。すると、シンゴが何かその前のアタルとの関わりの中で何か感ずいたのか、「アタルに手を出すな」とアタルを庇い、ティード達一行の元にさらわれてしまう。シンゴの運命を憂いる中筋肉バカが駆けつける。そしてその場に何故かマシンビルダーが走ってくる。さらわれた戦兎が送ってきたものだと、即筋肉宇宙人は悟る。ティードの元に辿り着いたソウゴとエビフライは洗脳された戦兎と対決、トドメを刺されそうになるも直前で洗脳されていた振りを解除。ティード一行から離反する。

 その後、何故このような事態になっているか調べるためにアタルの元を3人はは尋ねることにする。アタルの部屋に入ると戦兎とソウゴはとんでもないものを目にする。なんと自分達のソフビが部屋いっぱいにおいてあるのだ。そして、アタルは真実を告げる。

仮面ライダーは現実の存在じゃないんだ。全部俺の妄想に過ぎないんだ。」

  そう、ソウゴ達の世界に異変が起きたのではない。シンゴやアタルの世界に仮面ライダーが出現しただけだったのだ。

実は、アタルには兄がいるのだが、彼が産まれる前に行方不明になっていた。アタルは、本来いるはずだが居ない兄のことで欠落感を感じていた。そんな彼を救ってくれたものこそが、仮面ライダーなのである。そんな彼はいつしか本当に仮面ライダーに会いたいと思うようになり、そして彼は突如として現れたイマジンのフータロスに仮面ライダーに会いたいと望んだのだ。そのため、仮面ライダーがその世界に居続けられるかは、すべてアタルの契約したイマジンであるフータロスの力量次第なのである。そのために、ツクヨミゲイツの記憶が無くなる事態が起こったのだ。ティードの陰謀によって街に現れた戦闘員枠に襲われた恐怖からフータロスとの契約を成立させる。そうして、戦兎やソウゴは元の世界へ送還。そしてフータロスはいつかの時代に飛んで行ったのであった…。

 

フータロスの目的

 元の世界へ戻ったソウゴはこれまでの出来事を不思議な夢として、ウォズに伝える。ウォズもソウゴもあのことは夢だとし、その場を流すつもりだったが、そこに同じく戻ってきた戦兎が駆けつける。軽蔑するウォズを気にせず、戦兎はあの世界への行き方を探ろうとした所、ソウゴは風麺マスターからダブルライドウォッチを手に入れたことを思い出した。ダブルライドウォッチを使えば、あの世界へ行けると考えたふたりはダブルライドウォッチを起動させ、そして再びアタルの元へ駆けつけるのであった。

 再びアタルと接触したソウゴはアタルから全ての話を聞いた。しかし、その後フータロスがどこへ行って閉まったのかが分からない。そこでウォズは地球の本棚にアクセスし、イマジンについて検索を始めた。(お前園崎家かよ…)そこでウォズはイマジンについての情報を知り、さらに本に挟んであったライダーチケットを使うことで、フータロスが向かった時代を特定した。その日付は 2000年01月29日 。そう、仮面ライダークウガの放映前日である。それから同時にアタルの誕生日でもある。そして、その日にアタルの兄は行方不明になったのである。

 フータロスが向かった時代が分かったけソウゴは、アタルを連れ、タイムマジーンを使いその日のアタルが生まれた病院へ急いだ。すると、そこには怪しげな感じでフータロスが走っていた。その姿を見たアタルの兄であるシンゴはその後を付けるように母親もいる病室を出ていった。その直後にアタルも病室に着き、母親と、これから生まれる自分のことを思った。しかし、平穏は続かず、シンゴの前にアナザーダブルが出現。シンゴを連れ去ろうとする。そう、アタルの兄であるシンゴはこの日、ティード達一行にさらわれて、そして現代に来たのであったのだ。そこに、ソウゴとフータロスが駆けつけ、ソウゴはジオウに変身。シンゴとアタルを守ろうとアナザーダブルと戦う。だが、フータロスは飛ばし、シンゴを人質にしジオウの隙を突き、アタルにアナザー電王ライドウォッチを使った。アナザー電王の変身者はアタルだったのだ。アタルは我を失い、ジオウに襲いかかる。フータロスとジオウはシンゴを守るため戦い続けるも、努力虚しく、シンゴはさらわれてしまった。

 時同じくして九郎ヶ岳遺跡。そこで、ティードはアークルにブランクライドウォッチをかざし、アナザークウガライドウォッチを完成させる。その瞬間を見た元の世界から来たゲイツは、ティードに対し目的は何かと尋問をした。すると、ティードはアナザークウガライドウォッチを自らに当て、アナザークウガに変身。ゲイツに襲いかかる。更に、アナザーライダー2人を追うため2018年に戻ろうとしたソウゴ達にも襲撃。タイムマジーンは壊れ、2018年に戻れなくなる。その夜、ソウゴはフータロスに何故アタルと契約したのかを尋ねる。そうするとフータロスはアタルと契約をすることで、アタルやシンゴを助けようとしていたことを告白。しかし、シンゴはさらわれ、アタルはアナザー電王になってしまい、しまいにソウゴとタイムマジーンが壊れティード達を追えなくなり、そんな自分の無力さを嘆くのだった。だが、ソウゴは決して諦めず、きっとゲイツツクヨミが来ると信じた。その後本当にツクヨミゲイツが来て、タイムマジーンを応急処置程度だが修復し、ティード達を追い始めた。

 

決戦!!アナザーライダー対ジオウ&ビルド!!

 ティード達一行を追いかけるもののタイムマジーンの修復具合は悪く、しかもアナザーデンライナーにぶつけられて、墜落しそうになる。そんな危機的状況から助けたものがあった。本物のデンライナーが来たのだ!デンライナーはソウゴやゲイツのタイムマジーンを捕まえ、それからアナザーデンライナーに攻撃、アナザーデンライナーは冒頭での墜落シーンに繋がり、デンライナーとタイムマジーンは、突如として現れたティードの城へ向かった。そこに着くと、シンゴがカプセルらしきものに閉じ込められていて、その前にティードが座っていた。ティードは、しつこく追いかけるライダー達に憤慨。ジオウ対アナザーダブル、ゲイツ&フータロス対アナザー電王(アタル)戦が始まった。まずソウゴ達を城のエントランスと思わしき空間に転送。そこでアナザー電王(アタル)と対戦する。しかし、その強さに苦戦。負けそうになる。

 その時、彼らはやってきた。仮面ライダー電王が来たのだ。

「俺の癖に大した事ねぇなぁ。」

 と、モモタロス(ソードフォーム)はアタルに宣戦布告。アックスフォーム、ガンフォーム、それからロッドフォームへと次々フォームチェンジ。最後はデンライナーキックでフィニッシュ!!

 

「俺達も、お前のことを忘れるかよ。」

 良太郎!!俺はお前が来てくれると思ってたぜ!本当にあの登場は度肝を抜かれた。だけど直ぐに落ち着いて、そして胸に拳あて心で叫んだ。ありがとう、野上良太郎!!と。倒れたアタルの前に現れたU良太郎はアタルに手を伸ばし、その心を守った。しかし、何故アナザー電王の存在があったのに良太郎が来れたのか。それはシンゴが特異点だからである。特異点だからティードに狙われ、特異点だからソウゴ達を助けられた。シンゴはこの物語のキーパーソン中のキーパーソンなのだ。そしてイマジンズと良太郎

デンライナーへとひとまず戻るのであった…。(オーナーの一言忘れちまった…。)

 

さぁ!!お前の罪を…

 教えて。(かわいいw)

 今度はジオウ対アナザーダブル!!そこでジオウはダブルライドウォッチを使用し、ダブルアーマーへアーマータイム!ダブルは翔太郎とフィリップの2人で変身するからか、2体のUSB型ロボットを装着してその姿になった。流石は相互フォーム。アナザーダブルにどんどんダメージを与えていくぅ!!そして必殺のマキシマムタイムブレークは、肩のUSBロボが外れて足を使ってWの字を作り、そのままサイクロン側で蹴るというもの。どう見ても威力弱そうなのに、戦兎からも第2話に続きなんか違くねと突っ込まれてましたwww何はともあれあとはアナザークウガことティードを倒すのみ!!物語はクライマックスを迎えます。

 

祝え!クウガアーマー!!

 アナザーダブルも倒され怒りが限界を迎えたティードは、アナザークウガへ変身。街に襲いかかる。そこへ戦兎の協力の甲斐もあり、タイムマジーンに乗ってジオウとビルドが登場!!(まさにこのシーンは天才物理学者 × 未来のマシン = ベストマッチだった!)

 アナザークウガ戦直前、ゲイツはジオウにクウガライドウォッチを渡す。なんと遺跡が崩れるその瞬間、ゲイツもアークルから直接力を貰い、クウガライドウォッチを完成させたのだった!このどう考えても強いライドウォッチを使い、ジオウはクウガアーマーへアーマータイム!!タイムマジーンもクウガモードへチェンジした。ビルドとクウガアーマーのダブルパンチで、見事、アナザークウガを破ったのだ。欲を言えば、アーマータイムする時はタイムマジーンの中でなく、アナザークウガと正対し、そしてウォズも祝って欲しかった所…。でも、最後のあのシーンを考えると、あれで良かったのかな? w

 

最終決戦 20大ライダー総集合

 とうとう怒りも怒ったティードは、遂にシンゴに直接手を出してしまう。自身とシンゴ、その両方の力を使い、ティードは最終形態 アナザーアルティメットクウガ に変身!!アナザークウガの時以上の巨体を持ち、無差別破壊へと出た。その時彼は「ライダーの力を使い、自分だけが幸せになる」という身勝手極まりないその目的を叫ぶ。しかし、戦兎やソウゴの顔に絶望の色はなかった。そう…

信じる限り仮面ライダーは存在するのだから

 その時、とある奇跡が世界を救う。クウガが、アギトが、龍騎が、ファイズが、ブレイドが、響鬼が、カブトが、電王が、キバが、ディケイドが、ダブルが、オーズが、フォーゼが、ウィザードが、鎧武が、ドライブが、ゴーストが、そしてエグゼイドが。全ての平成ライダーが集結。そして戦った。人々の笑顔のために!!

 このシーンはまじでやばい。歴代ライダーの個性が存分に発揮されてる!!特に響鬼さんの男前さと、オーズのアンク重いな所と、そしてキバがちゃんとコウモリぽい闘い方をしていた所とかもう気が狂うほどたまらないんじゃ。このシーンにこの映画の全てが詰まっている。あと、個の時のクウガはどこか笑っているようにも見えた。愛と平和を守るために戦う姿を応援し続けたことへの感謝の気持ちの現れだろう。そして、クライマックスのティードとの最終形態を迎える!!

 遠くへ遠くへと飛んでいくアナザーアルティメットクウガ。それをライダー達は自慢のマシンに乗って追いかける。(ドラグレッターとウィザードラゴンとトライドロンの浮きっぷりよw)そして追い詰めたところに一斉にライダーキックを放つ!その時もちゃんと各ライダーの個性が出ていたので良かった!!最後は、クウガ、ビルド、ジオウのライダーキックでフィニッシュ!!ティードの野望を打ち砕くことに成功するのであった!その戦い終えた戦士達の姿を見てシンゴは言った。

あ、仮面ライダーだ!

 

戦い終えた戦士達

 全ての戦いが終わり、2人にも平和が戻った。「18年も待たせて、ごめん」とシンゴ。それに対し笑って返すアタル。その後、アタルはデンライナーに乗り、さらわれたあの日へと帰って行った。その様子をフータロスは見ていた。契約は果たされ、2人の様子を見守った後、彼もまた2人のところを後にした。戦兎とソウゴもまた、自分たちは作り物でありながらも皆のヒーローであることを誇りに思い、それぞれ帰って行った。そうして、シンゴとアタルは、本来生きるべき時代を仮面ライダーと共に過ごすのであった…

 

伝えきれない感想

 本当にねえこの作品は頭がおかしい。平成ライダー20作品全部出るお祭り映画でありながら、ストーリーも仮面ライダーとは何かという根本的なものであるという豪華セット。これはもうたまらない!あとは考察等もしたい所はあるが、それはまた次の記事で!!私がこの映画を2回目見終えた後に振り返りましょう!

東映さん!!そして、石ノ森章太郎先生!こんな素晴らしい作品を作ってくれて、ありがとう!!そして、これからも…